今回は、生後3か月から4歳までのお父さん9名に参加いただきました。中には1週間前に、里帰り先から奥さんとお子さんが自宅に戻ってこられたばかり、というフレッシュなお父さんもおられました。 プログラム開始前は、静かに過ごされていたお父さん方ですが、『助っ人マップづくり』の頃からは、和やかな雰囲気となりました。 佐伯区役所別館に開設している「おやこっこ さえき」やファミリー・サポート・センターなど、知っておいていただきたいと思っていた助っ人をたくさん挙げてくださいました。 また『パパカード』では、お子さんの年齢的にまだもう少し先に取り組む事柄以外は、迷うことなく「やっている」のほうに分類され、ファシリテーターも私も感心するばかりでした。 またこのワークを通して会話の幅が広がり、より具体的な情報交換に発展していくのも、傍から見ていて興味深かったです。 プログラムの中で、多胎児の子育ては「イクメン」なんてそんなかっこいいものではない、という言葉が聞かれたのが印象的でした。「夫婦で子育てするのが当たり前」という意識がどのお父さんにも備わっており、すでに実践されていること、忙しい日々の中でもお子さんの成長に喜びを感じながら子育てしておられること、奥様のたいへんさ・頑張りをよく理解されていること等が伺えました。 今回は隣室でお母さん・お子さんの交流会も同時開催し、家族ぐるみのつながりができた方もあったのではないかと思います。多胎児を子育て中のお父さん同士が集まり交流を持つ機会は少ないと思いますので、このようなきっかけづくりを行うこと、また地域において、多胎児の子育て家庭に対する理解をさらに深めていくことが必要であると思いました。 | ![]() ![]() ![]() ![]() | 【参加者の感想 一部】 ・このような場に参加したことがなかったので、非常に楽しく時間があっという間に過ぎました。 ・双子のお父さんと話す機会は少ないので、いい時間でした。ありがとうございました。 ・同じ境遇の人たちと色々な話ができて参考になることもあり、楽しかったです。 ・VTRを流すより文章にして渡してもらえると頭に残りやすいし、時間の短縮になると思います。 ・意見交換ができてよかったです。ありがとうございました。 ・自由に討論できる時間がもっとあったらよかったかと思います。でも全体的にはとてもよかったと思います。 |