この度、「なかまほいく」が、
子育ての孤独・孤立を防ぐ取り組みとして
「つながるSAITAMA大賞」を受賞しました。
「なかまほいく」は親同士の子どもの預け合いを取り入れた
乳幼児親子のための次世代型の子育て活動です。
子育て中の孤独・孤立の予防にも効果を発揮し
“子どもを預けて、ちょっと〇〇したい”という今どきママのニーズをかなえ
子どもにも、地域にも
様々な波及効果をもたらす地域子育て支援の新メニューとして
各地に広がっています。
令和6年12月5日(木)13:30~15:30
「なかまほいくシンポジウム2024 地域での子育てと,とも育て®を考える」開催報告
全国各地よりご参加いただき、ありがとうございました。
全国から70名を超える参加をいただきました。
日時:令和6年12月5日(木)13:30〜15:30
福井大学友田明美氏をゲストに迎え、子どもに対する避けたい関わり「マルトリ®」と「とも育て®」についてご講演頂きました。その他、各地で開催された「なかまほいく」の紹介があり、地域でともに子育てをする大切さを考えるシンポジウムとなりました。
※自由記述抜粋
友田先生のお話しを伺い、子どもと同時に保護者も支援していく必要がある事、社会がそれを担っていけるように働きかけることの重要性を学んだ。実際になかまほいくの実践方法なども伺えて、とても有意義な機会となった。
マルトリの脳への影響がとても興味深かった。
友田先生の科学的根拠を基にした子どもの脳や発達の変化はとても興味深く、利用者対応や支援の際に非常に参考になると感じた。親に恵まれなかった子どもも、「共同保育」によって傷つけられた脳が回復することを知り、児童センターが子どもにとっての共同保育の一員になれるように寄り添っていけたらいいなと思った。
これまでマルトリートメントが良くないことは知っていたが、子どもの脳に与える影響の深刻さには改めて驚かされた。また、適切な関わりを持つことで子どもが回復する可能性があると伺い、乳幼児期の子育て家庭を支援する拠点の役割がいかに重要かを実感した。子どもが健やかに成長するためには、まず親への支援が必要だと日々感じてる。これからも、「とも育て」を意識した温かい雰囲気を作り、拠点に訪れる親子がリラックスできる場所を提供していきたいと考えている。また、先生のお話は、支援者としてだけでなく、母親としても大変励みになった。「自分の子育てはこれでいいのかな」と迷うこともあるが、子どもにとって安心できる存在である親を目指していきたいと思っている。
なかなほいくの実践の話も興味深かった。母親たちを、お客様のように扱っておもてなしするのでなく、ともに作っていく仲間としてやり始めた、という話は、とても共感でき、日ごろから、支援する側とされる側となってしまいがちなところを、改めて気をつけたいと思った。
※「とも育て」「マルトリ」は商標登録されています。
■実施が決まったら、導入研修(マニュアル)で示された『なかまほいく実施届』を提出
■終了したら、導入研修(マニュアル)で示された『なかまほいく実施報告』を提出
※「なかまほいく」は商標登録されています。無断使用することはできません。