こども家庭庁委託事業
「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン」
策定後の具体的な取組推進
後援:埼玉県
こども家庭庁委託事業
「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン」
策定後の具体的な取組推進
後援:埼玉県
開催概要
日時:2025年3月19日(水) ※1部2部いずれかのお申し込み可。
第1部 事業報告会 13:30〜14:30 第2部 意見交換会 14:40〜15:30
会場:オンライン(zoom) 定員:80名
対象:自治体子育て支援担当者、地域子育て支援関係者、保育園・認定こども園
幼稚園関係者、児童館職員、事業所人事担当、議員ほか
参加費:無料
申 込:QRコードまたはリンクより、申し込みフォームにて受付
〆 切:2025年3月17日(月)まで ※定員に達し次第〆切
問合せ:e-mail : office@ccn01.mygbiz.com
主 催:NPO法人新座子育てネットワーク 担当:長谷川
プログラム
第1部 事業報告会
・「はじめの100か月の育ちビジョン」について
令和7年度事業予定:こども家庭庁ご担当(予定)
レクチャー 講師 :小児科医・児童精神科医 山口 有紗氏
・モデル事業の報告
・意見交換:「はじめの100か月の育ちビジョン」の社会共有に向けて
・質疑応答
第2部 意見交換会
県内に誕生し活動に取り組んだ地域コーディネーターによる経験交流
ゲスト有識者:幼児期までのこどもの育ち部会委員 ほか
本事業は、こども家庭庁「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン」策定後の具体的な取組推進(地域等の特色を活かし具体的活動を推進する人材養成に係る先進事例の創出)に係る委託事業としてNPO法人新座子育てネットワークが推進しています。
「はじめの100か月の育ちビジョン」とは?
昨年12月に閣議決定された、「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン」です。
妊娠期から小学1年生ごろまでの100か月は、生涯にわたるウェルビーイング
(身体的・精神的・社会的に幸せな状態)を育む上で、最も重要な時期。
その大切さを、社会全体で共有することが求められています。
なぜ「はじめの100か月の育ちビジョン」が必要?
生まれる時、園や小学校に入る時、家庭、こどもについての関係機関、地域などの間に切れ目が多いため、
社会全体で幼児期までのこどもの育ちを支える共通した考え方を広め、
「はじめの100か月の育ちビジョン」に関連する取組を力強く進めていく、道しるべが必要です。
乳幼児の育ちに大切なこと
乳幼児の育ちには、「安心」と「挑戦」の繰り返しが大切です。
アタッチメント(愛着)を土台に、様々な人や環境と関わる中で、こどもは豊かな「遊びと体験」を通して、
自分の世界を広げていきます。
バイオサイコソーシャルとは?
人間は、「身体」や「心」、「周りの環境や社会」によって、形づくられています。
これらを保障することは、すべての人のウェルビーイング向上につながります。
これら3つの状況を全体として見ることで、こどもがどのような状態にあるかを把握することができます。
幼児期までのこどもの育ちの5つのビジョン
01 こどもの権利と尊厳を守る
02 「安心と挑戦の循環」を通してこどものウェルビーイングを高める
03 「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える
04 保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をする
05 こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す
もっと知りたい▶▶こども家庭庁ホームページ「はじめの100か月育ちビジョン」
見て・聞いて・体験~はじめの100か月を知ろう
10月13日(日)と14日(月)に新座市民まつり商工祭で、「はじめの100か月の育ちビジョン」を広めるためのブースを出展しました。妊婦体験もできるブースには、200名もの地域の方々が来てくださいました。皆さん、紹介動画やコーディネーターの説明を熱心に聞いてくださり、多様な市民の皆さんに、「はじめの100か月」の大切さを伝えることができました。
さいたま市孫育て講座
「絵本から想う子ども時代に大切にしたいこと」〜ミドルシニアからできること〜
10月24日(木) さいたま市子育て支援センターうらわにて開催された孫育て講座には、14名の方が参加。絵本の講座に「はじめの100か月の育ちビジョン」を取り入れ、子どもに対して安心と挑戦の循環というアタッチメントの安心の輪についての理解を深めることができました。
中学生との親子ふれあい講座
10月〜11月にかけて、新座市立第三中学校にて、生徒さん488名、70組を超える乳幼児親子に参加いただき、交流授業を実施しました。「はじめの100か月の育ちビジョン」についての説明をおこない、妊娠期や乳幼児期について理解を深めました。参加された皆さんの笑顔が印象的でした。その後、家庭科の授業にて、レクチャーとワークショップを行いました。積極的な中学生たちの議論から、次世代の親たちの頼もしさを感じました。
乳幼児親子はもとより、こどもや子育てに関わりが薄かった人や場にも、ビジョンの共感を広げる牽引役です。
乳幼児やその保護者と、さまざまなひとや場所をつなぐ取組を提案・実践していただき、
ビジョンを地域社会に共有していただきます。
乳幼児親子✕学生、高齢者、プレパパ・ママ、地域イベントetc..
各地域の特色を活かしながら、ビジョンをすべてのひとへ伝える第一歩となる、重要な役割です。
スケジュール
2024年9月〜10月
コーディネーター研修
1)オンデマンド研修(40分✕5講座)
2)対面またはオンラインのワークショップ(5時間)
2024年9月下旬〜2025年2月
ビジョン推進の取り組みを実践
2025年3月
こども家庭庁へ報告